自営業者の方は逸失利益を取り戻すために交通事故弁護士にお願いしよう

近頃は何処に行っても車に乗っている人達を目にすることがあります。その分、普段生活している時の事故遭遇確率は昔よりも大きく上がっているといえます。ですので、もしもあなたが事故に遭われてしまったときに、どのように行動するのか考えておく必要があります。今回は特に障害を負ってしまった時のことについて学んでいきましょう。

後遺症が重ければ、働けなくなることも

軽い交通事故であれば、整形外科でしばらく治療をして、その間にかかった費用を賠償金で補填してもらうことになります。ですが、重い交通事故の場合はそういうわけにはいきません。障害を負ってしまった場合、年金を貰う前での生活のことを考えないといけませんから、必要となるお金は高額になります。このような賠償金に関しても法律でしっかりと定められています。そのときに重要となるのが逸失利益という単語になります。

逸失利益というのは交通事故で後遺症が残ってしまったときに、その後の人生で稼ぐはずだった利益のことを指しています。極端な例を挙げると、両手を切断してしまったとしてその店主はたこ焼き屋をやっていたとします。両手がないのでたこ焼きを作ることは出来ません。この場合は、たこ焼き屋で稼げるはずだったお金が逸失利益となるわけです。この例から分かるように、もしも自営業の方が後遺症を残してしまったら損失は計り知れません。ですので、その後の人生を豊かなものにするためにもしっかりとした対策が必要となります。

さて、ここで逸失利益の計算方法について見ていきましょう。逸失利益の計算方法は基礎収入×労働能力喪失率×ライプニッツ係数となります。基礎収入というのはそのままの意味で事故前の収入です。会社員の場合は毎月のお給料となるのでわかりやすいですが、自営業の場合は判断が難しいと思います。この場合は確定申告を行った額がそのまま収入となるようになります。次に、労働能力喪失率です。これはどの程度働けなくなったのかをパーセントで表したものとなっています。

基本的には労災で提示されている割合を参考にすることが多いです。ただ、これはあくまで目安なので年齢やどの程度の後遺症なのか、などを配慮して決定されるようになっています。最後、ライプニッツ係数です。これに関しては聞き慣れないと言う方が多いでしょう。ライプニッツ係数というのは計算額を上げるためのものではなく、むしろ下げるものです。

例えば、損害賠償をそのまま貰って銀行に預けてしまうと、その分利子がついて数年後には本来もらう額よりも高い金額を入手することが出来るようになってしまいます。ですので、利子分のお金は先に引いておかなければならない、この考えのもとライプニッツ係数が使われます。ただ、この数値の元となる民法の利息が結構大きくて5%もあります。5%も利子が手に入るものは現在はなかなかないので、実際のところ貰える金額は想定よりも少なくなる傾向です。

後遺症認定をしてもらいましょう

ここまでお話したことで前提条件となっているのは、後遺症が残っているかどうかというところです。はっきりとした後遺症が残っていれば問題ありませんが、微妙なラインだと賠償金が下がってしまう恐れがあります。それだけ、後遺症を認定してもらうというのは非常に難しいことといえます。

そんなときに役に立つのが交通事故弁護士という人達です。交通事故弁護士は一般的に交通事故を専門に扱っている弁護士となっています。交通事故のスペシャリストなので非常に頼りになります。彼らの仕事の中で最も重要となるのが後遺障害等級認定を手に入れることになります。診断書をしっかりと読み込んで、専門のお医者さんに診断をお願いするためには知識がないと出来ません。個人的にやるには手間がかかりますしコネクションもありませんから非常に難しいでしょう。

ですので、こういった交通事故弁護士という方にお願いする必要性があるわけです。後遺障害等級認定の申請方法は相手側の保険会社にしてもらうことも可能ですが、相手側はなるべく後遺症認定をしてもらいたくないと思っているので、あの手この手を考えてきます。きちんとした賠償金をもらうためにも被害者自身が自分で請求するようにしてください。

この時、請求の仕方によっては保管会社よりも等級が悪くなってしまうことがあります。自分だけで行わずに交通事故弁護士を通して行うことが得策だといえます。このように、交通事故弁護士に処理をお願いするのは基本中の基本です。賠償金には任意保険基準・自賠責基準・弁護士基準の3つの基準があります。最も高いものが弁護士にお願いする弁護士基準となっています。

自営業の場合、これからの生活を考えると貰えるものは貰っておかないといつか後悔する時が来るでしょう。そのときになって泣きを見ないためにも必ず交通事故弁護士を雇うようにしてください。怪我をして動けない状態でも手続きを進めてくれるので、非常に心強い存在です。